八幡園・その2(愛知県名古屋市中川区)

その1から続く

雨の中の八幡園。

かつての紅燈街は静かな住宅街に。

そんな中にスナックが残っている。

色街という地霊が簡単に消えないこと表すかのようだ。

八幡園の代表的遺構「床元」

豆タイルで縁取られた円窓

残念ながら現在は見ることができない。

アーチを描いた通用口の脇に豆タイル

謎の小部屋(?)を残す一軒。


「一力」の屋号が残る一軒

遊里に付き物の銭湯「八幡温泉」
細長いペンシル状のカフェー建築(?)

雨の降る中の八幡園散策、今思えばあの「床元」に出会えたのは幸運だった。

そんな八幡園の顔ともいえるこの遺構は、今は見ることができない、嗚呼。

訪問 2014年3月


★KENTAの写真倉庫★

東京近郊を中心に、たまに遠方に出かけたりして、下手糞な街並み写真をデジカメで撮っています。 人様にお見せするというよりは、自分の思い出のアルバムという形になっています。 (タイトル写真・内子=愛媛県)