白山三業地(東京都文京区)
『全国花街めぐり』による戦前の規模
芸妓屋 九十五軒。芸妓三百二名―内三十三名が小芸妓。幇間が四人。料理屋 十七軒。待合 八十五軒。
樋口一葉『にごりえ』の舞台で、もともとは”銘酒屋”が並ぶ私娼窟だった。
明治45年に三業地に指定される。
旧料亭「浜乃家」
2階の手摺に屋号の透かし彫り
玄関にも
旧料亭「竹乃家」
格子窓がいい
現在は住宅として利用
旧待合「田川」
現在は撮影スタジオ「花みち」
石畳の細路地が並行している
戦災に遭っていないため戦前と思われる木造家屋も見られる
検番があった辺りは商店街に
銭湯「富士見湯」
付近にモダンな看板建築もあった
訪問 2016年12月
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