御手洗の街並み(広島県呉市)
竹原から船で40分の大崎下島。
中でも、御手洗は大崎上島の木江とともに、”潮待ち・風待ち”の漁港として繁栄してきた。
そして、木江とともに「おちょろ舟」と呼ばれる小舟で停泊中の船舶に上客を引く「舟女郎」の遊里が江戸時代から存在していた。
なお、戦前から戦後の赤線廃止にかけて、木江や御手洗の他に下浦刈島の三ノ瀬、大崎上島の鮴崎(めばるざき)、安芸津、佐木島の向田野、忠海などでも同様の遊里があったといわれる。
現在の御手洗は、竹原とともに重伝建地区に指定され、古い街並みを残している。
広島県内で重伝建地区は、竹原や御手洗以外に存在しない。
御手洗港
竹原の航路は大部分が大長港行きで、御手洗港に寄るのは少ない。
住吉神社
七卿落遺跡(旧庄屋竹原屋)
越智医院
住吉橋
高灯篭
船宿(上2枚)
ミニチュアの「おちょろ舟」の工房となっている
新光時計店(安政5年頃創業 現店舗は大正8年頃築)
世界各地から時計修理の依頼が来る
若胡子屋(遊女屋)
金子邸
乙女座(昭和初期築)
おいらん公園
遊女の墓が中腹に並ぶ
歴史の見える丘からの眺望
大長港
訪問 2012年7月
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