水戸大工町(茨城県水戸市)
水戸には公認の遊郭が存在せず、その代わりに「駱駝屋」と呼ばれた私娼街が存在していた。
『全国女性街ガイド』によれば、「奈良屋町一帯に四十軒、酌婦も百三十六名いる」。
一方、花街は三ヶ所で、「鳥見町に十五軒、大工町に七軒、昔の練兵場よりの谷中町に十一軒。芸妓は合わせて九十名」だった。
大工町は現在、特殊浴場街に変貌している。
水戸は戦災に遭っているものの、駅から北へ上るとこうした近代建築が点在している
旧川崎銀行水戸支店(明治42年築)
看板建築の店舗も見られる
旧茨城県庁舎(昭和5年築)
水戸市水道低区配水塔(昭和7年築)
レトロな消火栓もあった
大工町の街並み
かつての花街は特殊浴場街に変貌
冒頭写真と同じ特殊浴場の廃墟
大工町
大工町
大工町の向かい泉町の旦那横丁
泉町
泉町
昭和の雰囲気を残すビル
泉町
水戸芸術館(平成2年築 設計・磯崎新)
訪問 2013年11月
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