越中大門(富山県射水市)

当時の北陸本線(現・あいの風とやま鉄道)の高岡の一つ前「越中大門」は、北国街道の宿場町。

庄川河畔に花街も存在し、『全国花街めぐり』では「高岡」の項で「郊外大門」として紹介。

その規模は「料理店十八軒、芸妓十八名」。

戦後は赤線として存続し、「二十三軒あり、七十九名」(『全国女性街ガイド』)。


越中大門駅から街道筋を歩いていると「大門赤湯鉱泉」の看板が見える。

和洋折衷の趣のある銭湯「大門赤湯鉱泉」

街道筋に多く見られる銅板建築

関東以外でこれほど多く見られるのは他にないだろう。

銅加工の街・高岡が控えている影響だろうか。

お城?

下見板張り・半切妻屋根の建物の並びが圧巻

恐らく繁華街と思われる街並み

こんな所に豆タイル貼りの円柱が

料理店の鑑札が貼られていた一軒

庄川べりの街並み(上5枚)

この辺りが遊興地だったと思われる

和田川の対岸から旧遊興地を臨む

訪問 2014年7月



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東京近郊を中心に、たまに遠方に出かけたりして、下手糞な街並み写真をデジカメで撮っています。 人様にお見せするというよりは、自分の思い出のアルバムという形になっています。 (タイトル写真・内子=愛媛県)