怪しい博物館村 まぼろし博覧会(静岡県伊東市)
伊東駅からバスで30分以上、「梅ノ木平」で降りてすぐ目の前に見える看板
一見すると熱帯植物園のようだが(実際にもともとはそうだったらしい)......
伊豆高原の自然の中にここだけ摩訶不思議な”パラダイス”が......
入口に2体の兵馬俑
巨石人頭の耳元で呪詛する僧侶
巨大な聖徳太子像
夜になると踊りだしそうだ......
入口の先に広がるのは......
やはり摩訶不思議な空間......
しかしどこかレトロな世界
昭和30年代の家庭はこんな感じだった
外ではオート三輪をよく見かけた
昭和40年代の学生アパート
かわいい(?)ペンギンがいっぱい
鳥居をくぐると......
やはり摩訶不思議な空間だった
まるで秘宝館だ
江戸時代の遊郭
これだけで一日目いっぱい楽しめる空間だ
「シャボテン公園」に「ろう人形美術館」「オルゴール館」「テディベアミュージアム」などなど、伊東温泉を控える伊豆高原にはユニークなミュージアムが盛りだくさんだ。
恐らくすべてを回るには一泊するだけでは足りないだろう。
しかし、この「まぼろし博覧会」ほど摩訶不思議なミュージアムは他にないのではないか。
周囲が森林という場所に、ここだけ浮いている。
そして中に入ると、エロ、グロ、ナンセンス盛りだくさんの展示。
普通の博物館みたいに整然としておらず、それが却ってカオスだ。
ここはもともと熱帯植物園で、巨大な温室に広がるジャングルはその名残り。
その中に巨石人頭像やらエジプトの神々やら巨大聖徳太子やらが控えているのだから、普通ではない。
エロとグロを強調したマネキンの不気味さ、しかしどこか昭和を想起させるレトロな空間。
時間を忘れさせるほど展示にのめりこむこと請け合いの秘密基地だ。
しかし、夜は夢に出てきてうなされそうだが。
訪問 2016年10月
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