熱田の街並み・その2(愛知県名古屋市熱田区)

その1の続き

熱田神宮門前の歩道アーケード商店街「神宮前商店街」

シャッターを閉じている店舗が多い。

「産制具」「産制相談」とイマドキ使う人はいるのだろうか。

看板がそのまま昭和の味を出している。

「婦人生活」は昭和61年休刊(婦人生活社も平成14年倒産)。

昭和30年代は参拝客で賑わいを見せていたのだろうか。

「ものかき」と書かれた看板が時代を感じさせる。

落語のお題にもある「代書屋」のことだろう。

シャッター街の門前町を見て、熱田の神様はどう思われるのだろうか。

この看板のフォントは好きだ。

レンタルビデオ屋が辛うじて開いていた。

そして、風俗店もあった。

入口はアーケードの外れにあったが、何と現役で営業していた。

時代に取り残されシャッター街と化した商店街。

しかし、その中でこの業種だけは元気のようだ。

商店街の看板も色褪せ具合が進んでいる。

熱田駅前に残る廃墟同然のビル

商店街の裏側は見事なまでのバラック街だった。

訪問 2013年2月


★KENTAの写真倉庫★

東京近郊を中心に、たまに遠方に出かけたりして、下手糞な街並み写真をデジカメで撮っています。 人様にお見せするというよりは、自分の思い出のアルバムという形になっています。 (タイトル写真・内子=愛媛県)