竹原明神の街並み(広島県竹原市)
竹原の遊郭は呉線の線路を挟んで”街並み保存地区”とは反対側の明神にあった。
『全国遊郭案内』によれば、「貸座敷は目下八軒あつて娼妓は百二十五人居る」。
竹原港に近いこともあって、”潮待ち風待ちの遊郭”としての性格だったのだろう。
木江の役場でたまたま古い竹原の地図を見かけた。
遊廓は市街地から南方にかなり離れた場所にあった。
河口沿いに妓楼の名が並んでいるのが見える。
竹原駅から線路を渡って目的の旧遊郭へ向かう途中には工場が多く建つ。
三井金属の高煙突は竹原駅ホームからも見える
契島行きのフェリーターミナル
(契島はほとんど東邦亜鉛の精錬所で、一般人は立ち入り不可)
遊廓の入口だった「明神橋」
性格として”思案橋”に近い感じだろう。
「明神」の由来なのだろうか
カーブに沿って妓楼と思われる古い家屋が並んでいる
訪問 2013年7月
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