西荻窪(東京都杉並区)

西荻南口仲通街

巨大なピンクの象さんのハリボテが目立つ。


西荻南口仲通街

象さんのハリボテがある辺りの建物は恐らく戦前からのものか。


西荻南口仲通街

上記写真の建物。

洋風の装飾が施されているのが分かる。


西荻南口仲通街

2枚ともアーケードの出口側。

擬石仕上げの看板建築が両側に控えている。


西荻南口仲通街

アーケード入口から西荻窪駅を臨む。


サカエ通り

飲食店が建ち並ぶ。

右手に「純喫茶ダンテ」が見える。


柳小路

この辺りの街並みは戦後の闇市から派生したものと思われる。


柳小路

現在はお洒落な外国料理の店が目立ち、街並みを生かしたリノベーションがなされているようだ。


柳小路

もっとも闇市の名残を感じさせる通り。

「やきとり戎」は日中から開店して盛況ぶりを見せる。



柳小路

増改築の積み重ねを垣間見ることができる一軒。


西荻窪中央通り

戦前築の看板建築が軒並み並んで残っている。

この辺りは戦災の被害が微小だったようだ。


西荻窪中央通り

モダンなファサードの看板建築。


西荻窪中央通り

異様な雰囲気が漂うが、建物自体は昭和4年築の出桁造。


西荻窪中央通り

看板建築が濃密に残っており、関東大震災後に急速に発達した街だというのがうかがえる。


西荻デパート

平成29年3月に閉店され、まさに解体を待つ身の様相。


西荻デパート

裏手側の外観。


西荻デパート

閉店のお知らせの張り紙。

70余年の歴史ということから終戦直後からあったのではないか。

年代的に闇市から派生したマーケットかと思われるが......

閉店当時は3店舗営業していたようだ。


西荻東銀座会

こちらは戦後の看板建築が多く残っている。


西荻東銀座会

長屋状に並ぶ戦後看板建築(2枚とも)。


神明通り共栄会

道路に対して2階の向きが曲がっている店舗が多い。

元々短冊状に区画された街に、後から通りが斜めに造られたのではないか。


神明通り共栄会

この通りの店舗は戦後の看板建築が多い。



西荻窪南本町会

前述の西荻南口仲通街の延長上の通り。


西荻窪南本町会

この辺りも戦後看板建築が多い。



西荻窪を本格的に歩き回ったの初めて。

今回は南口がメインだが、戦前と戦後が交差する昭和が色濃い街並みに思わぬ収穫。

純喫茶と渋い飲み屋も少なくなく、散策が楽しい町である。


訪問 2017年11月




★KENTAの写真倉庫★

東京近郊を中心に、たまに遠方に出かけたりして、下手糞な街並み写真をデジカメで撮っています。 人様にお見せするというよりは、自分の思い出のアルバムという形になっています。 (タイトル写真・内子=愛媛県)