五条楽園2017(京都府京都市下京区)
弁慶と牛若丸の対峙でお馴染みの五条大橋
その南方に五条楽園が存在している
遊里に付き物の銭湯の存在も
豆タイル装飾のお茶屋さんの玄関
「祇園」とは異なる「花街」だったことを暗に示している
和風のお茶屋だけでなく洋風のカフェー建築も多く残っている
窓にも凝った装飾が見られる
五条楽園歌舞練場
対外的には「花街」だったので芸妓見番のようなものも存在していた
三友楼
全体がタイルで彩られたお茶屋
狭い路地にお茶屋が向かい合う一角も
「祇園」のような華やかさとは対照的に澱んだ空気を感じさせる
現役旅館「平岩」
五条楽園には現役銭湯が2つ存在する
余談ながらこの裏に見えるビルは、とある”ソッチ系”の事務所
建物前には警察が物々しい態勢で待機していた
高瀬川に面している形でカフェー建築が残る
生活感がほとんど感じられないカフェー建築も
この佇まいがずっと残っているかどうかは不透明
かつてのお茶屋をリノベーションして雑貨屋やカフェを営業している
1~2位を争う美しさを持つ遺構
お茶屋だった屋号が書かれた看板が残っている
こちらも美しい外観のカフェー建築
中まで床タイルが美しく張り巡らされている
その隣のお茶屋も大店だったに違いない
遊里を貫く形で流れる高瀬川
かつては物資運搬のための運河だった
高瀬舟の船泊場だったことを示す記念碑
訪問 2017年2月
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